ゆるゆると

主に聴いたorプレイした作品などの感想。ネタバレありなのでご注意ください。

シチュCD 濡羽の家の祟り婚 夏の章 感想

濡羽の家の祟り婚 夏の章

里見 稔 CV刃琉

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刃琉さんとしては4作目ですね。
この作品はネタバレなしには話せませんが、初めて聴く時は真実を知らないまま聴いた方が楽しいです。
びっくりしますので。
発売日に聴いてすぐ感想を書いたもののアップするのを忘れていました……


まず、ヒロインと稔さんが婚約者として出会うシーンですね。
稔さんは好青年という感じですね(今の所は)

そんな稔さんですが……よばいをしに来るんですね~
趣味に夜遊びってありましたからね…
ちょっと変態が滲みでている気はしますが(そこがいい)、優しくリードしてくれていますし…
「さぁ、僕のを握って……自分で入れてごらん」
このセリフはグッときました……
こういう促されるのが好きなだけです

ひとつ不満があるとすれば、最後までシないでフェードアウトしたって事ですね……
最近のシチュCDはヤるなら一区切りの所までシてから次の展開になっていて、違和感のない切り替わりが多い気がします。
なので、途中でフェードアウト(しかもフェードアウトのSEが煩い)のには雰囲気ぶち壊しされた気がして少しテンションが下がりました…

遡ること五日なので、五日前の回想なのですが……ここで障子の鍵を開けておいてと話しているので、ここからよばいが始まる訳ですね…
稔さんもしかして毎日よばいしてきてるのか……

稔さんに開発されちゃったんですねヒロインちゃん。
ヒロインにおしゃぶりしてもらって喘いでいる稔さんは可愛い。
イッた後に飲んでもらった事を口を開けさせて確認する所にちょっと稔さんの性癖が……笑
いや、そういうところ好きです

ヒロインは吸い付かれるのが好きみたいで、稔さんがめちゃくちゃ吸ってきます
刃琉さんの吸い付く自前SEは結構激しいんですよね
「イキなさい」の命令口調に萌えます。

もうこのフェードアウトSE勘弁してください……今まで夢うつつだったと解釈すればいいんか!?
違うと思うけど……単に尺足りないからえっち途中でフェードアウトさせたんでしょうね…
どうせなら短くていいので最後までシてほしいですね………フェードアウトが一番萎えるのだなとこれを聴いて自覚しました。

めちゃくちゃヤリまくってますね……
「もう君は僕の子をはらんでしまったかもしれないね…」
普通だったら萌えるセリフなのですが、ネタバレを知った後だとひぇぇとなりますね

「生まれる前から赤い糸で結ばれていた運命の恋人がこの僕」

「僕も痛かったよ…この血を想うと…」

養子に出した実の両親を憎んでいたが、そんな事はとうでも良かった、ただ赤い糸で結ばれた女(ヒロイン)に早く逢いたくてたまらなかっただけ、と……
「この家の女に惚れた男は例外なくおかしくなるのかもしれない」
ここら辺の稔さんはだいぶおかしいのですが、彼の正体を知った後で家系図を見ると、そうではないのが分かるのです……結局は血なんだと思います。
彼の台詞で薄々判明するのですが、ヒロインは過去に都会に行った際に失明をしています。
ヒロインが失明している事は重要なんです。
最初に聴いた時はふーんと思ってましたが、最後のトラックを聴いた時に頭の中が???で埋めつくされて考えて気づいた時にゾクッとしました。

婚姻の朝までせっくすをしているとは……
彼には腕に傷ような痣がある。ヒロインの父親にも同じ場所に跡があった。
父親は戦地で亡くなっている。

そして、婚姻の場面になるのですが……
まず、同じ刃琉さんが声を当てているのですが声のトーンが真逆な声色にびっくりします
最初は、え!?だれ?ってなりましたw
ヒロインは彼(婚約者)の腕についてる痣を触るのですが……痣がないんです。
痣の事を聞くと、この地である者に祟られると刀傷のような痣ができる噂があると一緒に滞在していた友人に聞いたと言うのです。

「友人?あなたのお兄さんの事ですよ」
「声?友人とですか?確かに似てるとよく言われます」
「両家が定めたあなたの花婿はこの俺、里見稔です」


いやぁ……もうね……見事に騙されましたよね。
普通に夜這いにきた彼=里見 稔だと思っていましたよ。

ヒロインの兄の名前はひつじぐも特典CDで初めて名乗るのですが"ゆうじ"です。
そして、同じ特典CDの春の章を聴くと分かるのですが…
春の章のヒロインと正和さんの間に生まれた子供達は兄と妹なのですが、養子に出された兄の名前も"ゆうじ"なんですね。
正直、祟り婚全体のあらすじを読むと、
その出で立ちから濡羽の家と呼ばれる谷家には、男子が生まれぬ。
ゆえに他家より婿を取る定めであった。
谷家の娘は美しい。
灯りに群がる蛾のように、四人が名乗りを上げた。
そして再び季節はうつろう。"
四人が名乗りを~で同じ時系列のパラレルストーリーなのかと思い込んでいましたが…
時系列が全巻違う様です。
兄のゆうじはあんどう家に養子に行くのですが、3巻の主人公の名字が安藤なんですよね。
なので、夏の章の兄、妹のそれぞれの子供達のお話になるのではないかと……
冬は名字が谷ですし、春の章のブックレットで春の章のヒロインの母親の親の部分が血で隠されていますし、冬の章の主人公は幸四郎なので……このきんしんそーかんの連鎖の始まりなのでは……
一応、夏の章では血の繋がった兄妹でヤッてますがはらませてはいませんからね…
春の章は血が半分繋がっているだけですし…
今から冬の章を聴くのが楽しみですね…

しかし、稔さん五年後には亡くなっているとは…………正和さんと同じく戦地で……なのですかね……秋で判明するのかな…?

でも、最近ダブリル以外に全巻聴かないと謎が分からないCDが多くてキャスト買いをする人間にとっては少々辛いものがありますね。